パワハラを解決する労基署・弁護士

 

パワハラ対処に立ち上がろうとしても、法律的な部分など、難しいことも多く、気持ちだけでは行動に移すのは大変ですよね

「いったい何から考えればいいのか」「どこにどのように相談したらいいのか」と一歩が踏み出せない場合も多いようです

 

そのような場合に、労基署や弁護士はパワハラ相談についてどのように対応してくださるのでしょうか?

 

労基署

労基署はどこまでパワハラの相談に乗ってくれますか?

 

インターネット上には様々な情報がありますが、まずは公式情報から確認します。

厚生労働省の公式サイト「あかるい職場応援団」→「相談窓口のご案内」ページには、労働局または労働基準監督署(労基署)にある総合労働相談コーナーが案内されています。

 

■「労働問題に関するあらゆる分野」について、面談または電話で相談に応じています

公式情報の「労働基準監督署の役割」では、監督指導の内容とその手順が公開されて、会社への調査方法が明記されています

 

つまり、全国にある労基署にまずは電話で相談してみてはいかがでしょうか

その後に面談を経て、会社への監督指導、という流れが望ましいです

 

ただし、どのようなケースでも相談にのってくれたり、会社への監督指導をしてくれるわけではないようです 

やはり機関の立場と目的があるので、万能ではなく、期待はずれに終わることもあります

 

ですが、いろいろな情報を理解し、少しでも希望がもてると判断した場合には、まずは電話で問い合わせすることを、やはりおすすめします

 

【参考サイト】
あかるい職場応援団(厚生労働省) 相談窓口のご案内
https://no-pawahara.mhlw.go.jp/inquiry-counter

 

労働基準監督署の役割 (厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/dl/131227-1.pdf

 

 

パワーハラスメントで弁護士を選ぶコツ

 

さて、弁護士に相談しようと考えた場どうででしょうか

 

インターネットで「パワハラ」と「弁護士」と検索すると、たいへん多くの結果が表示されます

けれど、インターネットの情報だけでは、「この弁護士さんはこの分野が得意だろうか?うまく解決してくれるだろうかとか?」「どのくらいの相談料がかかるのだろう?高額になるのだろうか?」など、心配になることも有るかと思います

 

そこで、いきなり個別の弁護士に連絡する前に、無料で相談してみるのはいかがでしょうか

 

「法テラス」正式名称は「日本司法支援センター」という、法務省の所管の公的な機関があります

こちらに電話をすると、無料で法律相談が受けられます(通話料はかかります)

 

そして、相談内容により、弁護士の紹介を含めた情報を提供していただけます

 

ご自身の状況を整理するためにも、このような法律相談を利用されてみてはいかがでしょうか。

【参考サイト】
法テラス「パワハラについて悩んでいませんか」
http://www.houterasu.or.jp/service/roudou/power_harassment/

あかるい職場応援団「相談窓口のご案内」(厚生労働省)
https://no-pawahara.mhlw.go.jp/inquiry-counter