A.協会理事の尾形さくらです(^^
いつもお読みいただきありがとうございます。
本日のテーマは
「身内に辛く当たってしまうワケとは?」です。
本来ならばとても大事にしたい
パートナー・子ども・親友・身近な部下に対して
嫌な感情をそのまま表現してしまう・・・
例えば
■怒鳴ってしまった
■イライラをぶつけてしまった
■わがままを言ってしまった
■不愛想にしてしまった
■話をちゃんと聴けない
など、こんなご経験がある方もいらっしゃると思います。
なぜなのでしょうか??
実はこれは、とても自然なことなのです。
【相手がそれだけ自分にとって身近な存在】
という証拠です。
ひとつ例を挙げますと…
誰かが大声で店員さんに怒鳴っていた、とします。
店員さんの態度に怒っている様子です。
可哀そうなくらい、大きな声で罵声を浴びせています。
すると、店員さんは泣き出しました。
その状況を見て・・・
「何が原因かはわからないが、そこまで言わなくても」
「もっと冷静に話せばいいの…」
「あんなに怒鳴られて可哀そうに」
「大人なんだから、泣くなよ…」
と、心の中で
【自分なら、と考える】のではないでしょうか。
感情 < 思考
となっている状態です。
しかし、
この怒鳴った側が「自分」で・・・
■店員さんにとんでもなく侮辱された
■冷静に普通の声で抗議しても無視される
■怒鳴っても店員さんが全く反省していない
■ウソ泣き
ということを実際に
「体験」したらどうでしょうか。
とても思考を働かせられないと思うのです。
感情 > 思考
となりそうですよね。
自分事になると、自分の人生が左右されるので
感情が動きやすい。
同じように、身近な人ほど自分が関わっている分
感情が動きやすいのは当然かな、と思います。
どんなにベテランのカウンセラーさんも
自分のパートナーや子どもの話を
冷静に共感を交えながら
1時間ただ聴き続けるのは難しいそうです。
ポイントは
■感情的になっている自分に気づく
■あとでフォローをする
ということが大事だな、と私は考えています。
やはり私もひとり、姉にはたまに当たってしまいます。
家族ですし
とても大事な存在だとわかっているのに!です。
カウンセリング、コミュニケーションの仕事をして
学んでいるのに!です。
感情が高ぶっているときは
場所・空気を変えてクールダウン。
冷静なときに話す。
という癖をつけていけるといいですよね。
いいな、と思われた方はお試しくださいね!!
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