協会理事の尾形さくらです(^^♪
いつもお読みいただきありがとうございます!
本日のテーマは
「気がつくこと」です。
「あー、そうだったのか」
と気がつく体験を重ねることで
自分の思い込みの枠が外れていく
のではないかな、と私は思っています。
どんな情報を見聞きしたとしても
「そんなこと言っても」
「あなたと私は違う」
「あなただから出来るのだ」
「そんなにうまく行くはずはない」
とわかっている風では
事態は好転しにくいです。
わかっていることと
出来ていることは全く異なるのですよね。
自己承認力を学び始めの頃
私は人間関係にとても悩んでいました。
人に避けられることが増え
「あぁ、嫌われてるな」と
感じることがあり
仕事と割り切っているとは言え、辛かったです。
そんなときに
相手に承認の言葉を投げかける
ことを学び、挑戦しました。
とにかく目についたことを褒める、褒める。
自分は、頑張って承認の言葉を
投げかけているんだから
当然、相手は受け取ってくれるだろう!
相手は喜んでくれるだろう!
と思っていましたが
結果は目に見える反応は無し。
それはそうですよね・・・。
本心で相手を認めていない・・・
薄っぺらい承認の言葉が
相手の心に届くはずがありません。
「自分の気持ちを伝えるため」でなく
相手を動かすための手段
として承認の言葉をつかっていたからです。
お小遣いがほしいときだけ
お母さんを褒めて、いい子の振りをする・・・
なんだか子どものような振る舞いでした(笑)
これでは
他者承認=他者を受け入れること
になっていない。
このやり方ではだめだな、と気がついてから
自分の目的を変えました。
「相手に変わってもらう」ことを
目的にするのではなく
まずは
「自分が相手を認める」
ことに焦点を当てました。
相手の出来ていないところ
相手のダメなところに
目を向けるのを一旦やめて(見ないふり)
出来ているところに目を向け、伸ばす。
プラスのアドバイスはそれから。
例えば
接客が丁寧で素晴らしくても
お客様が少なく売上が低いお店があります。
・会話を大事にしている
・所作が綺麗
・常連様が多い
・立ち寄ったお客様の購入率が高い
売上が低いことをつつきたくなりますが
すでに出来ているところの
レベルが高さに目を向けて承認します。
接客が雑であっても
お客様が多く売上が高いお店があります。
・接客のスピード感
・手際が良い
・効率が良い
・お待たせしない
接客が雑だと常連様が増えにくいので
そこをつつきたくなりますが
忙しさゆえのスピード重視の接客も
高いレベルだから出来ることです。
他者承認はありのままの
相手を受け入れること。
一番簡単なのは
相手の足りないところだけをつつくことですが
それは指導(相手を導く)とは
言えないのですよね。
人間関係がうまく進まないときは
「自分の思い通りになってほしい」
という気持ちが
強くなっていることがあります。
残念ながら、相手も同じように
「自分の思い通りになってほしい」
と思っていることが多いです。
これでは
ぶつかって当然かもしれません。
行動を変えるのは
先に気が付いた方から
だと私は思っています。
本日も良い一日をお過ごしになってくださいね♪
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