協会理事の尾形さくらです(^^♪
いつもお読みいただきありがとうございます！
本日のテーマは
「人はバランスをとりたい」です。
人は無意識のうちに
「バランスをとる」ということを
改めて教わった
こんなエピソードをご紹介します。
ある管理職の方が
周りから見て過剰なほど
厳しい言葉で
部下にきつく当たっていました。
「おい！」と
大声で怒鳴るというよりも
ジリジリと長時間理詰めをするという
厄介な手法。
やられる方は
たまったものじゃありません。
「相手を論破したいプライドが高い人」
「ネチネチした性格の人」
言ってしまえば
ただそれだけかもしれませんが
これまで沢山の方とお会いして
お話を伺った中で
そもそも
心も体も健やかな状態の人は
パワハラはしない、と
私は考えるようになりました。
自分もそうですし
やはりその方も同じ。
崩れたバランスを
必死でとろうとしていたのです。
実は・・・
その方の
言動の原因は
「家庭がうまく行っていないこと」でした。
妻や子どもとはほとんど顔を合わさず
家庭での会話もない。
食事も家では、ほぼしない。
本来ならば
心が安らぐ家庭の中で
「孤立してしまっている」という状況。
それは
家には居場所がないので
会社に長時間いることになりますよね。
家庭で強くいられないから
職場で強くいたいと思いますよね。
せめて会社では
自分の価値を認めてほしい、と
必死に仕事に
打ち込むようになりますよね・・・
「相手を論破したいプライドが高い人」
「ネチネチした性格の人」
表面的な「問題」だけを見ても
根本的な解決にならず
うまく行かないことがあります。
人は、ぽっかりと空いた穴は
他の何かで埋めようとしますし
バランスが崩れたら
他の何かで補おうとする。
つくづく
「相手を知ること」は大事だな、と
感じたエピソードでした。
本日も良い一日をお過ごしになってください♪
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